今年のノーベル物理学賞は日本出身の真鍋淑郎さんらが受賞しました。真鍋さんは温暖化研究に欠かすことができない「気候シミュレーション」の礎を築いた功績を評価されての受賞でした。実は、真鍋さんが初めて計算によって地球温暖化を示したのは50年以上も前のこと。「大気中の二酸化炭素濃度が2倍になると地球の平均気温は2.36℃上昇する」という研究結果を発表しましたが、この数値は最新の研究結果とも近い値です。コンピューターの性能が今よりはるかに劣る時代に、真鍋さんはどのようにしてこの結果を導き出したのでしょうか。そして、真鍋さん…
Source:Ismedia.jp [read more]