裏金要求をめぐる問題で、自民党の泉田裕彦衆院議員から除名を求められている星野伊佐夫県議が20日朝、離党届を提出しました。
【星野伊佐夫 県議】
「党そのものをこの際、辞めさせてもらう、退任させてもらうというほうがいいのかな」
午前10時すぎに会見を開き、県連に離党届を提出したことを明かした星野伊佐夫県議。
この問題をめぐっては、自民党長岡支部が泉田議員の5区支部長の解任を申し入れ、県連が5区のほかの支部に意向調査を行っていました。
この意向調査で5区の各支部からは、泉田議員に裏金の要求を告発された星野県議の責任を問う意見が多く出されました。
こうした意見を受けて離党を決断したと話す星野県議ですが…
【星野伊佐夫 県議】
「『2~3000万円を出さなければ、おまえを落とすと言われた』と。全くそんな会話をした覚えもないし、事実無根でもある」
一方で、県議としての活動は続ける意向です。
自民党県連は今後、星野県議と泉田議員への意見聴取を行う予定で、この意見聴取を受けて離党届を正式に受理するかどうかを検討する方針です。