前田愛奈記者)
「奥の方から土砂が住宅の方にまで流れ込んでいます。車も埋まっています」。
1日から断続的に雨が降り、2日現在も大雨警報が出ている函館市。原木町では、山から流れた大量の土砂が、住宅街にまで押し寄せる被害がありました。
函館市戸井泊では1時間に100ミリを超える大雨となり、午後3時までの函館市の48時間降水量は74・0ミリを記録しました。
被害は外だけではなく…
前田愛奈記者)
「リビングのカーペットの上にまで泥が溜まっています。ここまで水がきたということでしょうか。カーテンの色が変わっています」。
山から流れた土砂は家の中にも入り込みました。被害に遭った家の住人は1人暮らしで当時は家におらず、けがはなかったということです。周辺住民からは不安の声が上がっています。
住民)
「もう住める状態じゃない。玄関もこれしか開かない。上からふってくるとは思わなかった。用水路があふれたみたい」。
「地響きっていうような感じの音。底から来るような音って言った方がいいかな。ほんと半端じゃない音でしたよ。一睡もしてない夕べは、何回夜中に起きて外を見たか分かりませんもん」。
函館市によりますと市内では国道が3か所通行止めになっているほか、床上浸水3件、床下浸水4件が確認されていますが、これまでのところ大雨によるけが人はいないということです。
道南は2日よるまで激しい雨となり、夜にかけて土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水に警戒が必要です。
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