北九州市の旧門司駅遺構は、世界遺産級の価値があるとされていますが、市は跡地に複合公共施設を建設するため取り壊す方針を示しています。これに対し、ユネスコの諮問機関であるイコモスは、遺構の保存を求める「ヘリテージアラート」を出し、市や政府に対して保存を求める文書を手渡しました。イコモスは、市が文化遺産を軽視していると指摘し、発掘調査と建設の中断を求めています。一方、北九州市は文化財の保護に配慮する姿勢を示しつつも、施設建設を進める方針です。
2024年9月6日
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