子どもたちが楽しみにしている夏休みも、もうすぐです。
これに合わせて、鹿児島市では目の錯覚で「びっくり!」を体験できる科学イベントが始まり人気を集めています。
階段の一番低い所に置かれた赤色のコーン。
鏡に目を移すと一番高い所に移動したように見えます。
これは一体どういうこと?
鹿児島弁でいうと「どげんなっちょっと?展」と銘打ったこのイベント。
会場では目の錯覚が引き起こす不思議な感覚を存分に体験できます。
「UFOのホバリング」と名づけられた平面作品。
じっと見つめるとUFOがフワフワと空を飛行しているように見えませんか?
そしてこちらは、オブジェの中に入ると、左のカメラと右のカメラではまるで違う形の作品に入っているように見えます。
そして・・・。
大城哲也記者
「揺れる橋」
「私が歩いていますこちらの橋はまったく動いていなのですが、壁と天井が動くことで足音がふらつくほどの揺れを感じます」
まっすぐで平面のはずなのに、実際に歩いてみると、平衡感覚が失われるその不思議さに驚きます。
来場者
「あまり自分の視覚だけに頼れない。簡単にだまされる」
約100点の作品は錯覚アーティストとして国内外で活躍する、明治大学研究特別教授の杉原厚吉さんの監修によるもので、多くの親子連れらが科学とアートの融合を楽しんでいます。
来場者
「面白いものばかり。仕掛けは分かるけど、アレっ?と思う」
「不思議な世界に入ったような気持ちになった。全部だまされた」
このイベントは9月1日まで鹿児島市のカクイックス交流センターで開かれています。