北海道の羅臼沖。水深およそ25メートルで発見したのは、くねくねと動く“巨大生物”。
あまりの大きさに恐怖を感じたという撮影者。
映像を撮影した朝日新聞社 根室支局 山本智之支局長
「岩のようだなという印象。羅臼の海底には砂地の海底にも岩がゴロゴロしている場所がある。その巨大な岩がじっと動かないでいる」
朝日新聞社 根室支局 山本智之支局長
「よく見ると吸盤があって目があって、あ!タコだ、みたいな」
その正体は「ミズダコ」。
“世界一の大きさ”を誇るタコともいわれ、腕を広げると全長はおよそ3メートル。ミズダコの吸盤は1つの腕に250個から300個もあり、その大きさは1つ直径10センチほど。
朝日新聞社 根室支局 山本智之支局長
「常にきれいでツルツルで、ピタッと強い吸着ができるようにメンテナンスをしているのがタコの吸盤。力もものすごく強いので(ミズダコに)くっつかれたら、パニックを起こさないように相方のダイバーの人にどうにかしてもらうしかない。自分で何かしようと思うと難しい」
普通の大きさのタコに比べても吸い付く力が強いため、近付く際には注意が必要です。