「生活の一部だったんだな、財産だったんだな」住民自身が手作業でがれき処理 東日本大震災の経験を能登の復興へ|TBS NEWS DIG

「生活の一部だったんだな、財産だったんだな」住民自身が手作業でがれき処理 東日本大震災の経験を能登の復興へ|TBS NEWS DIG

災害廃棄物とどう向き合うのか。東日本大震災の経験が今、能登半島地震の被災地でいかされようとしています。がれきはゴミではなく、そこに生きた人たちの財産。経験をつなぐ取り組みを取材しました。

■住民自身の手で“気持ちを汲み取りながら”がれき処理

13年前、東日本大震災を経験した宮城・東松島市の職員、鈴木雄一さん。
9日、能登半島地震の被災地を視察していました。

宮城・東松島市職員 鈴木雄一さん
「東日本大震災のときも、金曜日の夕方なんですけど、こういうふうに、雪が吹いている日だったんですよ」

現地、能登町職員の南山寛幸さんに伝えていたのは、がれき処理についての経験です。

宮城・東松島市職員 鈴木雄一さん
「現場でトースターであったりとか、食器を保管するような機械であったりとか、そういった生活の痕跡を見ることが度々あります。ああ、これはごみではなくて、この人たちの生活の一部だったんだな、財産だったんだな、思い出だったんだな」

日々の暮らしの中で使われていた食器や、子どものぬいぐるみ…
大量に積み上がったがれきは、どれも、住民の生活の一部だったものです。

13年前、鈴木さんの地元、東松島市でも、大量のがれきが発生しました。
鈴木さんらが中心になり取り組んだのが、住民自身が、手作業でがれきを分別する方式でした。
生活の痕跡を、ひとつひとつ丁寧により分け、実に、がれきの97%をリサイクル。
がれきは今、家の基礎材や、道路の下地などとして蘇っています。

鈴木さんから説明を受けた、南山さんは…

能登町職員 南山寛幸さん
「復興・復旧するにあたって、記憶にある、歴史のあるものも使っていきたいなと思っています」

宮城・東松島市職員 鈴木雄一さん
「生きていて良かったな、この地に戻ってきたいなと、そういうふうにしていくことが、大切なことだと思います」

あの日から13年。
東松島の経験は、能登の被災地にも、確かにつながっています。

宮城・東松島市職員 鈴木雄一さん
「早くみんなが戻ってきて、笑顔で暮らせるようになると良いですね」

能登町職員・南山寛幸さん
「そうですね、地震に負けていられません」

2人での視察が終わる頃には、少し、日が差し込んでいました。

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