引き出しを開け、中から財布のようなものを取り出す黒いポロシャツ姿の女。
マスクを着け、手には手袋をしている。
すると、手にしたものの中から、お金のようなものを取り出した。
お金は、この家に住む高齢女性のものだった。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、訪問介護員の小川真弓容疑者(51)。
11月、訪問介護員として派遣された東京・立川市の女性宅から現金2万円を盗んだ疑いが持たれている。
被害女性は認知症で、1人暮らしだった。
被害者の親族は、現金がなくなっていることを不審に思い、警察に相談していたという。
親族が、お金の入ったタンスに防犯カメラを設置したところ、小川容疑者が、現金を盗んだとされる様子が記録されていた。
素早く現金を抜き取る小川容疑者。
警視庁の調べに対しては、「頼まれてお金を預かったので盗んでいない」と容疑を否認。
被害者の家族からは、別の日にも10万円前後がなくなったという話が寄せられていることなどから、警視庁は、余罪について慎重に調べている。
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