インフルエンザが流行しています。新型コロナウイルスが5類に移行して初めて迎える冬ですが、1月5日に街を行く人々の口元を見てみると大勢の人がマスクを着けていました。
(街の人)「風邪というか、インフルエンザ予防で着けています」
(街の人)「インフルエンザがどうのこうのって言っているので、着けておいた方が無難かなって。(Qコロナが5類に下がった時はマスクは外していた?)外すようになりましたね。めんどくさい時とか手間がかかるときは外しています」
中には、こんな人もいました。
(街の人)「(Qインフルエンザにはかかりました?)はい。11月23日に発熱しました。(病院に連絡したら)とりあえず病院の前まで来てくださいと言われて、個室にそのまま直行です」
今、全国で感染者が急増している「インフルエンザ」。厚生労働省によりますと、11月26日までの1週間に全国の医療機関から報告されたインフルエンザ患者は、1医療機関あたり「28.30人」となっていて、北日本や九州を中心に23道府県で「警報レベル」の目安となる30人を超えています。
現在はインフルエンザ「A型H1」が主に広がっているということです。関西でも感染の増加傾向がみられています。大阪府で11月26日までの1週間に感染が確認されたのは1医療機関あたり「19.47人」。前週比25%増で徐々に増えてきています。
大阪市中央区にある「小畠クリニック」でも11月の後半からインフルエンザ患者が一気に増えたといいます。話を聞きました。
(小畠昭重院長)「先週だけで20人強がうちに来ていますからね。寒くなって暖房を入れるようになったというのが一番大きいかな。部屋の空気が乾燥するといつもそうですけど。(Qコロナとインフルの患者割合は?)インフルエンザ5に、コロナ1くらいですね、今は」
コロナ禍になる前はインフルエンザの検査を希望する人はそれほど多くありませんでしたが、現在は少しの発熱でも検査を受けに来る人が増えているといいます。
(小畠昭重院長)「今まではインフルエンザの人も普通の人も一緒のラインで見て一緒に診察して検査していたが、それが出来なくなった。ポストコロナで大きな違いは、インフルエンザの人もコロナの人も発熱の人も、みんな別の診察室で見るようになった」
こちらのクリニックでは、一般の外来患者と発熱患者の待合スペースを分けて、できるだけ接触を減らすよう努めています。小畠院長は引き続き基本的な感染対策を心がけてほしいと話します。
(小畠昭重院長)「やっぱり高齢者に広がるのが怖いですよね。コロナもインフルエンザも変わらずですよね。リスクがある人のところには感染が及ばないように。インフルエンザは治療薬がすぐに出せるから、早く受診してもらうのがいいかなと思います」
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