愛知県豊山町にある「あいち航空ミュージアム」では9月9日から、「暮らしを守る航空機たち 2023」というイベントが行われます。「EH101」と呼ばれる救難救助用ヘリコプターの機内を見ることができるのです。
この立派なヘリコプターはどのように人々の暮らしを守っているのか。あいち航空ミュージアムのスタッフ・土屋昭人さんに話を聞きます。
土屋昭人さん:
「この機体は東京都、警視庁の機体になります。東京都は小笠原諸島も範囲になるので、遠くまで運べるように大きな機体となっています」
――国内でも最大級のヘリコプターとのことで、救援物資などもこのヘリコプターに乗せて運べるのですね。
土屋さん:
「警視庁の機体ではありますが、災害時にはたくさんの人や物を運べるように、このような大きな機体を採用しております」
あいち航空ミュージアムには体験スペースも設置されています。飛行機のパイロットになった気分で、操縦を体験できるんです! 今回はそんなパイロットシミュレーターの体験に、上釜美憂アナウンサーが挑戦します。
上釜美憂アナ:
「画面には操縦席から見える外の眺めがリアルに再現されています。これから飛び立ちますよ!」
土屋さん:
「操縦桿を手前に引きます。その後はゆっくり戻します」
すると、機体が浮いているような映像に!
上釜アナ:
「飛行機が飛びました!」
シミュレーターの画面には、飛行機の向かう方向が円で表示されます。そのガイドに沿って操縦できるので安心です。とはいえ、右手側にあるレバーも同時に操作をしなくてはなりません。
上釜アナ:
「操縦桿を左右に動かしたり手前に引いたり、とても多くの動きが必要になりますね」
そして9月9日から開催される「暮らしを守る航空機たち2023」では、「JA08AR ひでよし」や「JA23AR わかしゃち」といった航空機を間近で見られます。レアな機体を目の前で楽しめる絶好のチャンスです。
※天候によっては日時が変わりますので、詳しくはホームページでご確認ください。
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