戦時中の暮らしが伝えることは

戦時中の暮らしが伝えることは

戦時中の暮らしに触れて、感じてもらいたい・・・そうした思いが込められた企画展が、北九州市で開かれています。

「爆弾は怖い兵器とは思われず、友達みたいに思いました」これは戦争体験者が語り継いだ言葉です。

北九州市平和のまちミュージアムで1日から始まった企画展、「〈灰色〉の日常」。

当時の人びとの視点から、日常と戦争の境が無くなった、戦時中の独特の空気を感じてもらおうと、「銃後」とよばれた戦場の後方の人々の暮らしにスポットが当てられています。

軍人になることを夢見ていた少年たちの戦争ごっこや、戦争を支えるために婦人会活動や節約に努めた女性などの資料、約50点が展示されています。

戦時中の暮らしに触れた子どもは、「戦争を二度としたくないし、今ロシアとウクライナがしてると思うんですけどやめさせたいなという気持ちがでかいです」と話していました。

企画展「〈灰色〉の日常」は来月3日までです。

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