【12の河川氾濫】床上浸水350棟余り、秋田市はいまだ全容わからず…秋田県で記録的な大雨

秋田県は記録的な大雨となり、被害が相次いでいます。広い範囲で浸水被害が出た秋田市から田村修アナウンサーが中継。

秋田市の繁華街、通称・川反地区のすぐそばを流れる旭川は、15日に比べるとだいぶ水位が下がったのですが、それでもいつもに比べると水の量が多く、流れも速く、水位も上がっています。そして川沿いの歩道の一部が崩れ落ち、通行できない状態になっています。

平年の7月1か月分の雨がわずか半日で降ったところもある秋田県内では、広い範囲に水が及びました。氾濫した河川は12に上り、床上浸水の被害があった住宅が分かっているだけで350棟余りに上っています。ただ、秋田市などはまだ全容がわかっていません。

災害を受けて派遣された自衛隊も活動していて、秋田市の病院では患者の搬送支援にあたりました。

雨のピークは過ぎましたが、「緊急安全確保」が出されているところもあり、引き続き土砂災害などに厳重な警戒が必要となっています。

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(2023年7月16日放送)

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