清和学園高校私立高校初のマイスター・ハイスクールに／埼玉県

企業で働く現役社員などが教壇に立ち地域の産業を活性化する人材の育成を目指す文部科学省の「マイスター・ハイスクール事業」に私立高校ではじめて越生町の清和学園高校が選ばれました。

　事業のスタートに合わせ一川高一校長は「専門高校と産業界が連携して、人材育成を目指す。越生町の特産品であるウメやユズを積極的に利用していきたい」とあいさつしました。

　マイスター・ハイスクール事業は、調理師や自動車整備士など専門的な知識を持つ人材を育成する高校を文部科学省が指定し、最新の技術を習得したり課題を発見し解決する力を養ったりするプロジェクトです。

　清和学園高校は私立高校で初めて指定されました。

　１年生から３年生の自動車科に所属する７２人と調理科の８６人が対象で、地元の産業を盛り上げるため越生町と連携したカリキュラムを３年間かけて実施します。

　授業は、ことし１０月から週に３時間、実施する予定で、地域の課題を学び、特産品を利用した加工品の開発などを目指します。

清和学園高校　私立高校初のマイスター・ハイスクールに／埼玉県