全国平均の5倍超か 沖縄コロナ拡大で救急医療ひっ迫(沖縄テレビ)2023/6/22

全国平均の5倍超か 沖縄コロナ拡大で救急医療ひっ迫(沖縄テレビ)2023/6/22

今月18日までの1週間に沖縄県内で確認された新型コロナウイルスの新規感染者が前の週の1.5倍余りに増加しました。
医療機関ではスタッフの人手不足や救急外来の急増で診療を一部制限するところも出ています。

今月18日までの1週間に報告された新規感染者は前の週の1.56倍で、1医療機関当たり28.74人と、先週時点の全国平均(5.11人)と比べると5倍以上に上っています。

浦添市にある浦添総合病院では今週からコロナ専用の病床を拡充しましたが、病院内で相次いでクラスターが起きてスタッフも感染し、人手不足に陥っています。

▽浦添総合病院感染対策室・原國政直室長
「うちもスタッフもすごい数休んでいて、ベッドは空いてるんだけど人がいない。だけど陽性者は増えてくる。子どもからの流行が、働き盛りの親世代に移行していき、そこが少しぐらいの体調不良だからということで勤務に行く。そこで広げてしまっている」

県によりますと県内では重点医療機関のうち7箇所が救急診療を制限し、3箇所が一般診療を制限する事態となっています。

さらに検査目的で救急外来を受診する人が増え、救急医療を必要とする人が受診できない状況が起き始めています。

▽原國政直室長
「(救急車を)呼んでも来ない、受け入れ病院がなくて救急車の中で待機する人たちが増加傾向にある。医療機関にたどり着いてれば大丈夫だったものが、たどり着けないでつらい思いをするというのだけは避けたい」

感染症法上の位置づけが5類に移行して1カ月余りとなりますが、原國室長は医療のひっ迫を招かないために日常生活を送る中でも感染を拡げないことを心がけてほしいと訴えています。

▽原國政直室長
「(コロナに)かかることが悪いのではなくて、広げないために何をするかというところ。体調が悪かったら(仕事や学校を)休んでいただければいい」

県は救急医療の適切な利用と抗原検査キットや解熱剤などを事前に準備する事を呼びかけています。

また発熱などの症状で受診する医療機関に迷う場合は発熱コールセンターや小児救急電話相談に相談するよう呼びかけています。

▽発熱コールセンター098ー866ー2129(24時間対応)
▽小児救急電話相談#8000(平日PM8時~AM7時、土日祝日24時間対応)

健康・暮らし動画カテゴリの最新記事