６月１４日に阪急うめだ本店で起きた異臭騒ぎについて新しい情報が入ってきました。
消防などによりますと、６月１４日午後１時半ごろ、阪急うめだ本店で「トイレ内でスプレーがまかれた」と警備員から１１９番通報がありました。現場は百貨店の９階で行われていた展示会エリア近くの女性用トイレです。
警察によりますと「３０代くらいの女とみられる人物にスプレーを吹きかけられた」と訴えていた８５歳の女性が救急搬送されました。額がピリピリすると訴えていたということです。ほかの５０代の女性４人は目がしょぼしょぼすると訴えています。
大阪市消防は“１３人を搬送した”と話していて、けが人の数は増える可能性があります。
（当時９階にいた人）
「９階のフロアに上がったら消防士さんとすれ違ったんですけど、スタッフが『下に降りてくれ』と誘導していて、聞いたら異臭騒ぎがあった」
（当時１１階にいた人）
「警報が鳴っていた」
「目とのど痛い人は１階のテントまで、みたいなことはと言っていました」
（当時９階にいた人）
「（Ｑどの辺が騒がしかった？）トイレの周辺ですよね。きょうは『ジミー大西画伯』の初日で来てみて、こういう状況に巻き込まれて怖い思いをしましたね」
現場は９階の女性用トイレということですが、有害物質などは確認されなかったということで、原因は現在も調査中です。
スプレーをかけた人物は身長１６５ｃｍくらいの女とみられていて、現在も行方はわかっていません。警察は傷害事件も視野に捜査しています。
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