東京都医師会の会長にカッターナイフの刃が入った脅迫状を送りつけたとして、無職の男が逮捕されました。
長野県の無職・高野伸一容疑者（51）はおととし1月、東京都医師会の尾崎治夫会長（71）が院長を務める東久留米市のクリニック宛てに、カッターナイフの刃と「オザキハシケイ」という手書きの紙切れが入った封筒を送りつけた疑いがもたれています。
封筒についた指紋などから高野容疑者の逮捕に至り、取り調べに対し、「医師会の感染症対策に疑問を持っていて、私の気持ちを伝えたかった」と容疑を認めているということです。
高野容疑者は同様の手口で西村経産大臣や山梨県の長崎知事、大阪府の吉村知事に対し脅迫状を送りつけたとして、すでに3回逮捕・起訴されています。
警視庁は同様の被害を都内で数件把握していて、余罪を捜査しています。
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