Ｇ７科学技術相会合が５月１２日、仙台市で始まります。会場となる太白区の秋保温泉から中継です。
伊藤瞳アナウンサー：
こちらは、会合が開かれる「ホテル佐勘」です。１回目の会合は１２日午後３時から予定されていて、高市科学技術担当相を始め、各国の代表が会場入りする予定です。私は午前１０時から取材していますが、それぞれの国の関係者の姿が増えてきました。
警備体制は時間を追うごとに厳重になっていて、手荷物検査はもちろん、ホテル周辺では警備にあたる警察官の姿が目立っています。会場のホテルには報道関係者の拠点となるプレスセンターもオープンしました。
会合は３日間の日程で開かれ、研究データの共有化を図る「オープンサイエンス」の推進や海洋観測の強化、宇宙ゴミの対策などを議論する予定です。また、会合後には、仙台市が導入した自動で津波避難を呼び掛けるドローンや、次世代放射光施設「ナノテラス」の視察も予定されています。
会場には伝統工芸品なども展示されていて、仙台市は東北の魅力を伝える機会にしたいとしています。
