■93歳がハンマーで78歳を襲撃 “殺人容疑”逮捕の男の人物像
78歳の男性をハンマーで殺害したとして93歳の男が逮捕されました。自宅から凶器が見つかったこの男。どんな人物なのでしょうか。
殺人の疑いが持たれている川口寛容疑者、93歳。千葉県警は健康状態に問題はないとし、逮捕に踏み切りました。
容疑者を知る人:「怒りっぽいよ。ちょっとしたことでも自分が正しいと思っているから。自分が正しいと思えばどこまでも正しいとケンカを売ってくる」
去年12月26日から今年1月20日ごろの間、一人暮らしだった土屋好夫さん宅でハンマーなどを使い土屋さんの顔や頭を殴って殺害したとみられています。犯行日は特定されていません。
第一発見者:「ベッドの上で横たわって、血を吐いて亡くなっていたという状況。結局、声を掛けても(反応が)何もなかったので、亡くなっているなということですぐに警察へ連絡した」
穏やかな性格で話好きだったという土屋さん。一方、同じ地区に住み知人だったという川口容疑者は取り調べに対し容疑を認めているそうです。
容疑者宅の近隣住民:「(川口容疑者は)駄菓子屋さんというか、そういう商売をしていた。自転車によく乗っていて後ろ姿くらいしか見たことない」
容疑者に対する印象は「怒りっぽい」「物静か」と対照的なようです。
容疑者宅の近隣住民:「見た感じはちょっと静かでおとなしそうな感じ。93歳っていうけど93歳には見えない。年よりは若いガッチリした人で」
警察によりますと、凶器とみられるハンマーが容疑者の自宅から見つかりました。容疑者は93歳という高齢ですが警察は犯行が可能な健康状態だとみています。また、現場の室内には荒らされた跡がないことから、金銭目的ではなく、2人の間に何らかトラブルがあったとみて詳しい動機を追及しています。
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