トルコ・シリア大地震 死者2万人超 シリア反体制派地域の現実 「一刻も早く支援をしてほしい」【news23】|TBS NEWS DIG

トルコ・シリア大地震 死者2万人超 シリア反体制派地域の現実 「一刻も早く支援をしてほしい」【news23】|TBS NEWS DIG

トルコとシリアの大地震の死者は2万2000人を超えました。中でも支援が行き届いていないのがシリアの反体制派の支配地域です。その現場で救助にあたる民間防衛隊「ホワイトヘルメット」の隊員が、JNNの取材に「一刻も早く支援をしてほしい」と訴えました。

■がれきの下に、少年がいました。

トルコ南東部の町ディアルバクル。多くの救助隊員が少年を囲みます。
  
救助隊
「ここからどうする?」
「酸素マスクだ」
「よくやった、やったぞ」

無事に少年を救助。その後、母親も助け出しました。地震発生から103時間が経っていました。

救われる命がある一方で、多くの人々の命が失われています。地震による死者はトルコだけで1万9000人近くに達し、シリアと合わせて2万2000人を超えています。

■「アサド政権は意図的に支援をしていない」

倒壊した自宅の前で泣き崩れる男性。妻と子どもを失いました。シリアで特に被害が深刻なのが北西部の反体制派支配地域です。

この地域では、シリア民間防衛隊、通称「ホワイトヘルメット」が救助活動にあたっています。内戦が続くシリアで10年間活動している隊員がJNNの取材に応じました。

ホワイトヘルメット隊員 アブドラ・イスマイールさん
「地震の被害は、3~4棟の建物が破壊される爆撃とは異なり、より大規模な破壊です」

時間の経過とともに難しさを増す救助活動。さらに家を失った被災者たちを苦しめているのが、凍てつく寒さです。

アブドラ・イスマイールさん
「夜は氷点下7℃。とても寒い。ほとんどの家族が子どもを温めてあげることもできない。安心して眠れる場所を必要としています」
   
イスマイールさんは、反体制派の支配地域では、いまも救助が必要な場所が数百か所あると言います。それなのに「アサド政権は意図的に支援をしていない」と指摘。国際社会に対し、一刻も早く支援が必要だと訴えました。

アブドラ・イスマイールさん
「私たちは最初から助けが必要だと言っています。緊急の援助が必要だと。でも誰も応じなかった。地震で生き残った人たちを助けてください」

日本政府は、トルコに国際緊急援助隊の医療チームとして、数十人規模を派遣することを決め、先発隊が羽田空港から出発しました。

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