バイデン大統領 ウクライナへのF16戦闘機は供与しない考え(2023年1月31日)

バイデン大統領 ウクライナへのF16戦闘機は供与しない考え(2023年1月31日)

 ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、ゼレンスキー大統領がアメリカに求めているF16戦闘機について、バイデン大統領は改めて供与しない考えを示しました。

 バイデン:「(Q.アメリカはウクライナにF16戦闘機を提供するつもりか?)NO」

 バイデン大統領は30日、記者団に対し、現時点でアメリカのロッキード・マーチン製のF16戦闘機をウクライナに供与する予定はないと明言しました。

 ウクライナ東部ではドネツク州の要衝バフムトで激しい攻防が続き、ゼレンスキー大統領がF16戦闘機や長距離ミサイル「ATACMS」の供与を求めています。

 これに対し、アメリカ政府はロシア国内への攻撃につながりかねないとして慎重な姿勢を崩していません。

 一方で、政治専門メディア「ポリティコ」によりますと、アメリカ軍の内部ではロシアのミサイルやドローンを撃墜できるのに加え、ウクライナ軍が春に攻勢を強めるための準備を進めていることなどから、国防総省に対してF16戦闘機の供与を承認するよう求める声が高まりつつあるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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