自民党・野田聖子衆議院議員の夫が自身を「元暴力団員」などと報じた週刊文春の記事をめぐり、警察庁の幹部が虚偽の情報を漏洩したなどとして、国に1100万円の損害賠償などを求める訴えを起こしました。
野田議員の夫・文信氏は、2017年の「週刊文春」の記事で「元暴力団員」などと報じられ、損害賠償を求める裁判を起こしていますが、訴状ではこの裁判で文春側から「情報は警察庁幹部からの漏洩だったことが語られた」としています。
こうしたことなどから、今回、国に1100万円の賠償などを求める訴えを東京地裁に起こしました。
文信氏と文春側との過去の裁判では、文春側に一部賠償を命じたものの、元暴力団員という表現には真実性を認める東京高裁判決が確定しています。
文信氏はきょう、改めて元暴力団員であることを否定。野田議員は「夫がそうでないということを私は最初から今までずっと信じて取り組んでいます」と述べました。
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