東京・墨田区の化学工場で起きた大規模な火災は、出火からおよそ5時間後にほぼ消し止められました。
東京消防庁によりますと、午前10時ごろ、東京・墨田区にある「第一化学工業所」の木造2階建ての工場で起きた火災は、消防車など64台が出動し、午後3時過ぎにほぼ消し止められました。
火元は工場内の作業所付近とみられ、隣接する倉庫など5棟、あわせておよそ2640平方メートルが焼けました。
近所の住民
「普通の火事の臭いとは違った。薬臭かった」
警視庁によりますと、この火事で男性従業員（58）が煙を吸うなどしてけがをしましたが、命に別状はないということです。
警視庁は出火原因を詳しく調べています。
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