東京都立大教授の宮台真司さんが男に刃物で突き刺されるなどして重傷を負った事件で、警視庁は逃走中の男が写った防犯カメラの映像などを公開し、公開捜査に踏み切りました。
これが犯行直後の男を撮影した映像です。ニット帽姿、小走りで大学の門に向かってきた男が手に「何か」を持ち、逃走しました。
公開手配された男は先月29日夕方、都立大・南大沢キャンパスで教授の宮台真司さん（63）の頭を後ろから殴ったうえ、刃物で首や後頭部などを複数回突き刺して重傷を負わせ、殺害しようとした疑いがもたれています。警視庁は男の特定に至らないことなどから事件発生から14日目となるきょう、防犯カメラに写った男の姿を公開しました。
記者
「逃げる男の姿が、大学から北西に400メートルほど離れたあちらのコンビニの防犯カメラに写っていたということです」
男は▼身長180から190センチの長身で、▼オレンジ色っぽいニット帽をかぶり、黒っぽい上下の服装に白っぽいスニーカーを履き、リュックサックを背負っていたということです。
警視庁は男の動画と静止画をホームページで公開して情報提供を呼びかけ、男の特定を急ぐとともに行方を追っています。
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