岸田総理は「政治とカネ」の問題が指摘されている寺田総務大臣について、「政権の課題を最優先させるためにどうあるべきか、総理大臣として判断する」と述べ、辞任について否定しませんでした。
岸田総理
「難しい仕事をひとつひとつ仕上げる。このことをすべてに優先させるためにどうあるべきなのか、内閣総理大臣として判断していきたいと思います」
訪問先のタイで記者会見した岸田総理は、与党内からも辞任論が出ている寺田大臣について「説明責任は徹底的に果たしていただかなければならない」と強調。
そのうえで、補正予算案や旧統一教会の被害者救済に向けた新法などを挙げ、「政権の課題を最優先させるためにどうあるべきか、総理大臣として判断をしていきたい」と述べ、寺田氏の辞任について否定しませんでした。
また、来年の通常国会前の内閣改造の可能性については「適切なタイミングを総理として判断していく」と述べるにとどめました。
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