11月12日午前8時40分、神奈川県・横須賀署で、警察に付き添われ、車両へ乗り込む男。
死体遺棄容疑で逮捕された亀井孝直容疑者(48)です。
(亀井容疑者の供述)
『父を風呂に水没させて殺してしまった…』
(仁科健吾アナウンサー)
「きのう11日午前1時半過ぎに110番通報があり、警察が駆け付けると、こちらの家の浴室で、男性の遺体が発見されました。」
(近所の人)
「朝方に警察がすごい人数いて、何事かなって初めて気づいた」
警察によると、1階の風呂場の浴槽で、服を着たまま、うずくまっている状態の男性の遺体が見つかりました。
(仁科健吾アナウンサー)
「見つかった男性の遺体は亀井容疑者の父親とみて、捜査が進められています。」
亀井容疑者は、もともとは愛知県に住んでいて、テニスクラブに所属。先月10月29日には大会に出場する予定でした。
(容疑者が所属していたテニスクラブ関係者)
「10月17日の月曜日に(メンバーの元へ)メールが来たそうです。急に実家の方で(父親の)緑内障と言ってたかな。悪くなったので帰らないといけなくなりました、ごめんなさい出られないですというメールがあったらしいです。」Q.亀井容疑者はどんな人?「寡黙な方。まじめな感じです。」
父親が緑内障を患い、生活に困っていると聞きつけ、先月中旬から横須賀市の実家で父親と2人で暮らすようになったといいます。
(近所の人)
「あ、息子、帰ってきたなと思って」
父親と付き合いが長かった新聞配達の男性は、違和感を覚えたといいます。
(父親と付き合いのあった新聞配達員)
「息子さん(亀井容疑者)にもお会いしたんですけど、先月の半ばくらい、ご主人(父)いらっしゃいますか?って聞いたら、いないですって。10月の半ばくらいに…。普段は(父親と)お会いできていたので、ちょっと違和感はありましたね。」
(仁科健吾アナウンサー)
「家のポストには新聞紙が入ったままの状態となっています。」
亀井容疑者は先月下旬から、きのうにかけて、父親とみられる男性の遺体を自宅に遺棄した疑いがもたれています。
(亀井容疑者の供述)
『死体を放置して、遺棄したことに間違いない』
取り調べに対し、亀井容疑者は容疑を認めています。警察は殺人の疑いも視野に捜査を続けています。
サタデーステーション 11月12日OA
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