「ウクライナで戦うくらいなら刑務所に行く」 動員令で揺れるロシア社会

「ウクライナで戦うくらいなら刑務所に行く」 動員令で揺れるロシア社会

ロシアのミハイル・アシチフさんは、自分は愛国者で、ロシアを防衛する必要があるなら喜んで軍に志願すると話す。

しかし、現在ウラジーミル・プーチン大統領が進めているウクライナ侵攻については、意義を信じていない。

アシチフさんは地元の徴兵事務所で「祖国への脅威はない」と話し、動員を拒否した。

プーチン大統領は9月、予備役30万人に対す部分動員令を発令。これを機に、ロシア社会は大きく揺れ動いている。

政府が先に公開した動画では、プーチン氏が部下を気に掛ける最高司令官として、十分な装備に身を包んだ予備役を励ます姿が映っている。

しかし、動員された多くの人が、物資や訓練の不足に不満を訴えている。家族を前線に送られた人々にアドバイスする慈善団体も出てきた。

BBCニュースのスティーヴ・ローゼンバーグ・ロシア編集長の取材に対し、アシチフさんは「たとえ刑務所に入ることになってもウクライナにはいかない」、「国は私を犯罪者と見なすだろうが、人道と自分にとっての犯罪者になるつもりはない」と語った。

BBCニュースサイトの記事はこちら。
https://www.bbc.com/japanese/video-63409094

YouTubeのBBCチャンネル登録はこちらから。http://goo.gl/tYDMwU
BBCニュースの日本語ツイッターはこちらから。https://twitter.com/bbcnewsjapan

社会・政治ニュース動画カテゴリの最新記事