後期高齢者の医療費の負担増加を愛知県内の高齢者はどう受け止めているのでしょうか。街で聞きました
「（負担増加は）きついよ年金なんてそんなに上がるもんじゃないし」（84歳男性）
「体が健康ならいいが、だんだん衰えてくると医療費もいろんなところにかかる」（68歳女性）
こちらはの男性は、今年７５歳。あさってから医療費の窓口負担が１割から２割になります。
「１割負担だと少ないと感じたが、２割だと大きい。倍になる」（７５歳夫）
現在、年金生活で夫婦で４０万円程度の収入だといいますが、今後には懸念が…。
「年金がいくらぐらいになって医療費がこのくらいとプランを組んでそれに合わせて貯蓄をしてきた」（７５歳夫）
「あとは遊んで暮らせるなという薔薇色の人生は全然なくなった。心にも余裕がない」（妻）
国内の医療費は増加傾向が続いていて、2021年度には速報値で44兆2000億円と過去最高を記録しました。
また、2025年になると団塊の世代の全員が75歳を超え後期高齢者となります。
一方こんな問題も…
記者「現役世代が支払う後期高齢者への支援金は年々増加しています。２０１０年度は４万４０００円でしたが、これが２０２５年度には８万円となる見込みです」
自分たちの負担が将来増える現役世代からは、今回の後期高齢者への負担は、やむを得ないといった声が多く上がりました。
「しょうがないですよね」（現役世代）
「高齢者に負担していただかないと厳しい。断腸の思いです」（現役世代）
一方こんな声も…
「（高齢者の医療負担増加を）やっていかなければいけないのは事実でしょうけど、いろんなものの物価が上がっているいまやるべきかというといまではないかな」（現役世代）
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