【療養証明書】国のシステム「マイハーシス」で“電子版”を発行する方法

【療養証明書】国のシステム「マイハーシス」で“電子版”を発行する方法

新型コロナウイルスに感染して職場や学校、保険会社への提出が求められることがある「療養証明書」。発行が自治体の負担になり、3か月以上を要するケースもあります。どうしても必要な場合は、国のシステム「マイハーシス」で電子版証明書を取得できます。

■千葉県では発行業務をストップ
有働由美子キャスター
「療養証明書をめぐっては、医療現場だけでなく、保健所も大きな影響を受けています。例えば千葉県では『発行までに3か月以上お時間をいただいております』と(ホームページに)あります。申請などの問い合わせが、電話だけで1日2000件もあるそうです」

「千葉県は症状の重い患者の対応を優先するため、7月21日からは発行業務を一時的にストップしている(申請は受付中)ということですが、負担を減らすことはできないのでしょうか?」

■「療養証明書」求められる場面は
小栗泉・日本テレビ解説委員
「そもそも療養証明書は、職場や学校を休んだり復帰したりする時や、保険会社に保険金を請求する時などに求められるケースがあります。ただ国としては職場などへ、『感染者に療養証明書の提出を求めないように』と呼びかけています」

「どうしても必要な場合は、『My HER-SYS(マイハーシス)』という、感染者自身が健康状態を入力して保健所などに報告する、国のシステムを使うよう周知しています」

■システム利用で「電子版」を発行
有働キャスター
「具体的にはどうするのでしょうか?」

小栗委員
「(自治体によって対応は異なりますが)ログインして『療養証明書を表示する』を選択すると、新型コロナウイルスという病気の名前、診断された日、担当の保健所などが表示されて、保健所などに申請しなくても、電子版の証明書として利用することができます」

「ただ千葉県によると、そもそもの認知度が低いことや、一部の職場や保険会社からは紙での証明書を求められるといった課題が残っています」

■負担減へ…「周知」どうすれば?
有働キャスター
「利用者も便利ですし、いろいろ負担も減りそうです。マイハーシスから証明書が取れることを初めて知りました」

辻愛沙子・クリエイティブディレクター(「news zero」パートナー)
「私も知らなかったです」

有働キャスター
「せっかくなのでもっと広まった方がいいと思いますが、どうしたらよいでしょうか?」

辻さん
「PCRの検査結果は皆さん、固唾をのんで『今か今か』と待たれます。一番見逃しにくいそのタイミングで、発行方法も一緒にアナウンスするのがいいのではないかなと思いました」

「そもそも(新型コロナ)陽性になると、マイハーシスで毎日体調を入力していくことを考えると、通知するタイミングは多くあるのではないかなと思うので、一度システムさえ組んでしまえば、それほど難しくないのではないかなと思います」

有働キャスター
「コロナにかかって保健所からIDを発行された人なら誰でも使えるシステムです。『ハーシス』と検索し、『個人向け』の説明から『マイハーシス』でログインしてみてください」
(2022年8月17日放送「news zero」より)

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