来年の世界文化遺産への登録が不可能となった新潟県の「佐渡島の金山」を巡り、自民党の高市政調会長は政府の対応に怒りをあらわにしました。
自民党・高市早苗政調会長:「書類の不備が示された後、向こうから指摘があった後、文化庁、外務省は何をしたのか。そして、この時期になるまで自民党に対して何の説明もなかったというのはどういうことなのか」
会議では、政府側からユネスコに提出した推薦書の記載を巡り、「技術的な観点で意見の相違が埋まらなかった」と謝罪がありました。
ユネスコに不備を指摘されてから、およそ5カ月もの間、自民党や地元の新潟県に相談しなかったことについて出席者から怒りの声が噴出しました。
自民党は、末松文科大臣に登録の実現に向けて体制を強化するよう求めた決議文を提出しました。
2024年の登録を目指して再挑戦となりますが、遺産の登録に反対している韓国が来年から委員国に加わる可能性があるため、難航も予想されます。
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