太平洋諸国を歴訪中の中国の王毅外相は、5番目の訪問国・トンガで外相会談を行い、中国がこの地域で軍事力の拡大を図っているという見方に対し「偽情報だ」と反発しました。
トンガを訪問した中国の王毅外相は先月31日、国王のツポウ6世を表敬訪問するとともに災害対策や警察分野で協力や支援をする協定に署名しました。
中国外務省の発表によりますと、王毅外相はトンガのウトイカマヌ外相と会談し、中国が太平洋地域で軍事面で存在感を強めているという懸念について「偽情報だ」と批判しました。
さらに「中国は誰かと競争する考えはないし、いわゆる勢力圏を作ったこともない」とも主張しました。
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