常陸太田市で健康スポーツチャレンジデー 住民の参加率競う

常陸太田市で健康スポーツチャレンジデー 住民の参加率競う

「健康スポーツチャレンジデー2022」が25日、開催された。常陸太田市では市民らがラジオ体操やウオーキング、グラウンドゴルフなどに汗を流し、参加率は52・4%だった。今年は初めて三つの自治体による対戦が組まれ、愛知県碧南市は71・4%、秋田県大館市が61・9%で、常陸太田市は勝利することはできなかったが、昨年の参加率を1・5ポイント上回った。
 同市新宿町の山吹運動公園市民体育館では、「ヘルシー・ライフ」ラジオ体操教室が開かれ、約30人が参加した。全国ラジオ体操連盟指導員の平井孝子さんが、ラジオ体操の正しい動きや効果などの実技指導を行った。体操の動き一つ一つを解説し、つま先や頭の位置、呼吸、力の入れ方など効果が上がるポイントを紹介した。
 参加した堀口とも子さん(74)は「スクエアステップや太極拳などを行っていて、普段の運動が効果的に筋肉を使っていることを再確認できた。よい教室だった」と話し、額の汗を拭った。
 同チャレンジデーは、日常的なスポーツの習慣化や住民の健康増進、地域活性化のきっかけづくりを目的とした住民総参加型のスポーツイベント。午前0時~午後9時までに15分以上継続して運動やスポーツを行った人の参加率を競う。
 宮田達夫市長はスポーツ大会開会式に出席のため約6㌔の道のりを自転車で往復し、「爽快な気分を味わった」と感想。対戦結果については「相手の2市ともに、取り組む意識の高さを感じた。市民に健康づくりやスポーツを気軽に楽しむ習慣を身につけてもらえるように、そして来年は勝利できるように、今日から意識高揚に努めたい」と語った。

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