アメリカの高校生が脳腫瘍を発症した問題「健康影響の放射線確認されず」自治体当局が発表|TBS NEWS DIG

アメリカの高校生が脳腫瘍を発症した問題「健康影響の放射線確認されず」自治体当局が発表|TBS NEWS DIG

アメリカ東部の高校の卒業生らおよそ120人がまれな脳腫瘍を発症したことを受けて行われた調査で、自治体当局は健康に影響を与えるレベルの放射線は確認されなかったと発表しました。

東部ニュージャージー州のコロニア高校では1975年から40年間で生徒や教職員ら121人が脳腫瘍を発症。アメリカの統計で脳腫瘍は10万人に1人から3人と極めて稀な病気なのに対し、この期間の卒業生はおよそ1万2000人で、遺族などが詳しい調査を求めていました。自治体当局は校舎の内外に100台を超える放射線測定器を設置し調べましたが、26日、「人の健康に影響を与えるレベルの放射線は検出されなかった」と発表しました。

ウッドブリッジ自治区 ジョン・マコーマック区長
「ラドン(放射性物質)と放射線について広く検査しましたが、さらなる調査が必要な発がん性の証拠は得られませんでした」

高校の卒業生だった妻と妻の妹を脳腫瘍で亡くした男性は「強い怒りを覚える。校内の土の汚染も検査する必要がある」と話しています。

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