世界最大規模の最新技術の見本市「CES」が開幕した。
アメリカ・ラスベガスで始まったCES。
最新の電気自動車や、人工知能を搭載した家電製品などが並んでいる。
キヤノンの現地法人は、コロナ禍でのビデオ会議の広がりを受け、画面越しでも情報を共有しやすくするカメラ技術を発表した。
1台のカメラで同時に3つの画角を表示できるが、手を動かすだけで、その場所をアップにすることもできる。
また、今回特に注目されたのが、インターネット上の仮想空間「メタバース」に関連した技術。
メタバースはCGの仮想空間で、自らの分身を通じて交流できる、次世代のインターネットとして期待されている。
スペインの企業が発表したシャツは、中に組み込まれた装置によって、仮想空間で触れたものや、ゲームで撃たれた時の衝撃などを実際に感じられるようになっている。
シャツを開発したスペイン企業のCEO「少し前までは、ゲームや映画を見て聞くだけでしたが、今は触れることができる。わたしたちは触覚を加えました。もしメタバースで触れることができるようになれば、全く新しい空間になるのです」