インフレの誤算、ドル支配揺らす 対中国「新冷戦」に影 – 日本経済新聞

バイデン米政権が2021年に直面した最大の政治課題は、想定を超えて長引く高インフレだった。米連邦準備理事会（FRB）は「一時的」という表現を撤回し、いまだ物価が落ち着く時期を見極めきれない。インフレ長期化の誤算は基軸通貨ドルの信認を揺るがし、中国との「新冷戦」に影を落とす恐れがある。「量的緩和縮小（テーパリング）をもっと積極的に進めてほしい」。11月30日の議会上院。FRBのパウエル議長に金融

Source:Nikkei.com 日本経済新聞社 [read more]