ロシアは２００８年８月の北京五輪と同時期にジョージア（グルジア）と軍事衝突し、自国で開催したソチ冬季五輪直後の１４年３月にはウクライナ南部のクリミア半島を併合した。大会前後を含む期間の休戦を求めた国連総会によるオリンピック休戦決議の違反が、今回も繰り返された。加えて近年は、国ぐるみのドーピング問題も深刻化している。にもかかわらず、ロシアに対してスポーツ界がこれまで強い対応を取れていなかった背景には、周囲が無視できないスポーツ大国という存在感の大きさがある。
Source:Jiji.com 時事通信社 [read more]
