光のパルスを操作して大規模な計算を高速で行う「光量子コンピューター」の実用化に欠かせない心臓部の回路の開発と動作実証に成功したと、東京大の武田俊太郎准教授らのチームが発表した。米科学誌サイエンス・アドバンシズ電子版に13日、論文が掲載される。 0か1の「ビット」で情報を扱う従来のコンピューターと異なり、0と1を重ね合わせた「量子ビット」を単位とする量子コンピューターは理論上、計算が飛躍的に速くなる。 これまでの光量子コンピューターは、単純な計算を行う回路を多数並べるため大規模化が難しく、異なる計…
Source:Jiji.com 時事通信社 [read more]