大きさが0.5ミリ程度の微小な「カニ」を形状記憶合金などで作り、レーザー光を関節に照射して歩かせることができたと、米ノースウエスタン大や中国の北京大などの研究チームが26日、米科学誌サイエンス・ロボティクス電子版に発表した。 この技術開発は将来、工業分野で精密な機械の隙間に入り込んで修理したり、医療分野でごく小さながんを切除したりする微小ロボットを実現する研究の一環。一つずつ作るのではなく、飛び出す絵本にヒントを得て、平面の部品を簡単に立体的な構造に変え、大量生産する方法を探っている。 カニの胴…
Source:Jiji.com 時事通信社 [read more]