【AFP=時事】素粒子の一種「Wボソン」が、理論値を著しく上回る質量を持つとする研究論文が7日、発表された。約10年に及ぶ精密な測定に基づくもので、宇宙の仕組みに関する理解の根幹を揺るがす研究結果だ。(写真は米イリノイ州バタビア郊外にある、周長6.4キロのテバトロン粒子加速器。資料写真) 宇宙を理解する際の基礎となっているのは、素粒子物理学の「標準理論」だ。標準理論は、宇宙の最も基本的な構成要素とそれらをどのような力が支配しているかを最もよく説明する科学的理論とされる。 自然界に存在する基本的な…
Source:Jiji.com 時事通信社 [read more]