私たちの細胞を包んでいる細胞膜は「リン脂質」という分子が2層にぎっしりと並んでできた袋です。最近の研究で、そのリン脂質の膜には、さらに驚くべき性質が秘められているとわかりました。もしかしたら、その性質があったからこそ、生命は誕生したのかもしれません。そして研究に使われた手作りの装置は、約40億年前に始まった「化学進化」の舞台を再現している可能性もあります。一方で、その装置は将来、生物に似たロボットやAI(人工知能)をつくるのにも役立てられそうなのです。
Source:Ismedia.jp [read more]