「同種の個体を殺すのは人間だけ、人間以外の動物は相手を殺すまで闘うことはない。こういう行動は、種を存続させるために進化したものである」かつてこのように言われたことがあるが、これは正しくないことは明らかです。しかし、たしかに、動物の行動のなかには、自分のためではなく、あたかも種のために行っているように見えるものがあります。個体レベルの自然淘汰では説明が難しい現象もあり、そのような現象は遺伝子レベルの自然淘汰によって、説明ができたりします。それでは、こうした現象を、種レベルの自然淘汰でも説明できるのでしょうか?
Source:Ismedia.jp [read more]