「ワクチンへの過剰期待は危うい」 医療社会学の研究者が鳴らす警鐘 – 京都新聞

「ワクチンへの過剰期待は危うい」 医療社会学の研究者が鳴らす警鐘 – 京都新聞

「ウィズコロナ社会」を生きる今、私たちに求められていることは何だろうか。佛教大の香西豊子教授(医療社会学)は人類が根絶に成功した唯一の感染症「天然痘」の歴史を踏まえ、「ワクチンは万能ではない」と警鐘を鳴らし、感染症教育の重要性を説く。疫病と対峙(たいじ)してきた人類史から学べるヒントとは。 -新型コロナが発覚して以降の社会をどう見ていたか。 「100年に一度の流行とされるが、ウイルスが強いというよりも経験値の低い社会が不意打ちを食らった様な感覚。当初は未曽有の感染症だとかなり社会が緊張した。京都市内の大学でクラス…

Source:Kyoto-np.co.jp 京都新聞社 [read more]

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