厚生労働省の専門家会合で、大阪府では来月中旬に新型コロナの感染者の9割以上がオミクロン株に置き換わるとする試算が示されました。
京都大学の西浦博教授らは感染者1人が何人にうつすかを示す「実効再生産数」がオミクロン株はデルタ株の2.81倍と仮定して試算をしました。
来月11日には、大阪府でオミクロン株の割合が感染者全体の9割を超えるということです。
感染が急速に広がりやすく、デルタ株が流行っていたころと比べて伝播(でんぱ)性は2.64倍になるということです。
専門家は「従来よりも重症化しにくいと示唆されているが、今後の感染拡大で急速に医療を逼迫(ひっぱく)する可能性もある」としています。
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