岸田総理大臣は来月4日にニューヨークで開かれる核軍縮を目指す国際会議への出席を見送る方針を固めました。
広島県選出の岸田総理は「核兵器のない世界」への思いを訴えるため、NPT=核拡散防止条約の「再検討会議」に日本の総理として初めて出席することを検討してきました。
しかし、アメリカで「オミクロン株」が広がっていることやバイデン大統領との会談の調整が難航していることなどから、訪問を見送る方針を固めました。
政府高官によりますと、ビデオメッセージでの演説を行う方向で調整しているということです。
岸田総理は来月上旬にオーストラリアを訪問し、モリソン首相と会談することも検討していますが、感染状況次第では取りやめとなる可能性もあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp