アメリカのCDC=疾病対策センターは、先週、新型コロナに感染した人の7割以上が「オミクロン株」に感染したとする推定を発表しました。CDCは、18日までの1週間に新たに確認された感染者のうち、「オミクロン株」が全体の73.2%を占めたとしていて、オミクロン株の割合は前の週から6倍近く増えています。これを受けて、CDCのワレンスキー所長は20日、経済専門チャンネルCNBCのインタビューで「2回のワクチン接種ではオミクロン株に対して十分ではない可能性がある」と述べ、追加接種を呼びかけました。また南部テキサス州では20日、オミクロン株に感染した50代の男性が亡くなりました。アメリカでオミクロン株による死者が確認されたのは初めてとみられます。
#新型コロナウイルス#オミクロン株#感染#疾病対策センター#CDC#ロシェルワレンスキー#テキサス州