皇后・雅子さまは9日、58歳の誕生日を迎え、長女の愛子さまについて、「一歩一歩成長し、成年皇族としての務めを無事に果たすことができますよう願っております」と文書につづられた。
文書の中で、皇后さまは、12月に20歳になられた愛子さまについて、「成年の行事を無事に終えることができ、安堵(あんど)いたしました」、「幼かった愛子がもう成年かと思いますと、信じられないような気持ちもいたします」と母としての思いを明かされた。
そのうえで、「一歩一歩成長し、成年皇族としての務めを無事に果たすことができますよう願っております」と今後の歩みに思いを寄せられた。
長期化するコロナ禍で、働く女性や子どもの自殺が増えたことに触れ、「これまで以上に皆でお互いを気遣い、支え合っていける社会となっていくことを願っています」と記された。
適応障害の治療が続く皇后さまの体調について、医師団は、「快復の途上で疲れが残ることもある」との見解を示した。
皇居では9日、規模を縮小した形で祝賀行事が行われ、両陛下は、秋篠宮さまや陛下の妹の黒田清子さんなどから、あいさつを受けられている。
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