12月10日、県内では新たに10人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。9日の18人に続き、2日連続の2ケタで、学校でのクラスターが拡大しています。
県内で新たな感染者が確認された市町は2つで、富士市で5人、静岡市で5人となっています。静岡市では同じクラスの児童5人が感染し、クラスターと認定された小学校で、新たな2次感染者が4人確認されました。そのうち1人は児童5人と校外で接触のある別のクラスの児童です。このクラスターの感染者はあわせて12人となりました。富士市では2クラスの児童あわせて20人の感染が確認された小学校で、新たに1人の感染が確認されています。県によりますと、富士市のクラスターで広がったデルタ株はこれまでに県内で確認されたことのない遺伝子パターンを持つデルタ株であるとことがゲノム解析の結果分かったということです。
<県健康福祉部 後藤幹生参事>「(12歳未満の子どもは)ワクチンを接種していませんので、デルタ株に感染しやすい。家庭に持ち帰りやすいので、大人の方がワクチン接種などの対策をするようにしてほしい」
県健康福祉部の後藤参事は、子どもの体調に異変を感じた場合、できる限り家で様子をみるよう呼びかけました。
#おれんじ #オレンジ6 12月10日放送