原子力規制委員会の更田豊志委員長は福島第一原発の処理水について、東京電力は年内に放出計画を作成し、規制委に申請するべきだとの認識を示しました。
原子力規制委員会・更田豊志委員長:「年内に申請がされることを希望します。年を越えてしまうと苦しくなってくるんだろうと思います」
東電は処理水を薄めて海に放出するための施設の本体工事に1年かかるとしています。
更田委員長は、2023年春に処理水の放出を始めるには、来年春までに規制委の審査と地元の了解を得る必要があると述べました。
そのうえで、施設の審査自体はそれほど長くはかからないとしつつも、年内に処理水処分に関する実施計画を提出するのが望ましいとの考えを示しました。
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