日本維新の会では、新たに当選2回の藤田文武衆議院議員(40)が幹事長に就任しました。
藤田幹事長は、2日放送の関西テレビの「報道ランナー」に出演し、領収書の公開の必要がない「政策活動費」については、「幹事長になって一番最初にやらないといけないことは、現状把握。執行部しか分からないものだから、まずは現状把握をしたい」と述べました。
「政策活動費」は政治資金規正法で認められている政党から政治家個人への寄付で、令和元年の政治資金収支報告書によると、維新の議員には、馬場幹事長(当時)や遠藤国対委員長に約5900万円が渡っています。
この政策活動費をめぐって、日本維新の会の橋下徹前代表は、ツイッターで「活動費について維新幹部の飲み食い領収書を出せないなら、文通費に領収書を求めることには説得力がありません。非公開で法に則って適切に処理しているという態度は維新ではありません。古い永田町住人そのもの」などと投稿しています。
これについて藤田幹事長は、「橋下さんからご指摘いただいていることは真摯に受け止めたい。適切なガバナンスをするかどうかが大事であって、領収書をリアルタイムに公開することだけが正解ではないが、これは一つの手法だ」と述べました。
その上で、「例えば、上場企業では、毎月リアルタイムで領収書を公開しているわけではない。適切に使われる監査体制など、政策活動費についての決まりをつくっていくことは必要」と述べました。
カンテレ「報道ランナー」2021年12月2日放送
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