このところ、電車内での事件が相次ぐ中で求められるのが「防犯対策」です。
鉄道各社の対応は…。
「確保～！」（訓練での警察官の掛け声）
名古屋市交通局は３日、警察と連携して地下鉄車両内での防犯訓練を行いました。
刃物を持った犯人が暴れている状況などを想定して訓練が進められ、参加した駅員や警察官は盾などを使って犯人を取り押さえる動きを確認しました。
また、防犯へのニーズの高まりによって車両自体にも変化が…。
２０２２年３月から運行を開始するＪＲ東海の新しい通勤型電車「３１５系」は在来線で初めて、防犯カメラを標準装備。
１車両になんと、５台も設置されています。また、「非常通話装置」も１車両に３つ置かれていて、乗務員や指令所は防犯カメラ映像とあわせてリアルタイムで車内の状況を確認することができます。
「車内の状況を早く察知・把握して、的確な対応をとって客に安心してもらう。抑止力ということについても期待したい。」（ＪＲ東海 杉山尚之車両部長）
新型車両３１５系は２０２２年３月５日から、ＪＲ中央本線の名古屋ー中津川間で運行を開始します。
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