2000年代に普及した「ガラケー」が、今月末をもってその歴史に幕を閉じようとしています。現在、通信環境は高速な4Gや5Gが主流となり、ガラケーが使用している「3G回線」は順次終了しています。すでにauとソフトバンクはサービスを終えており、最後に残ったNTTドコモも今月末で停波します。これにより、対象の端末は4月1日に自動解約され、電話やメールが一切使えなくなります。ドコモによると、全国でまだ約40万人の利用者がいる見込みですが、サービス終了に気づいていない層、特に高齢者の利用が多いことが懸念されています。「iモード」のマークがある機種や、特定の充電端子を持つ端末は変更が必要です。なお、長年愛用した端末のデータ(写真や電話帳)については、店頭の専用機器「ドコピー」を利用すれば、5分ほどで新しい端末へ移行が可能です。家族など周囲による早めの確認と、ショップでのサポートが推奨されています。
3G回線のサービス終了は、ガラケーだけでなく、たばこの成人識別ICカード「taspo(タスポ)」にも大きな影響を与えています。
2008年に未成年者の喫煙防止を目的として導入されたタスポですが、その通信システムに3G回線が使用されているため、今月末の回線終了をもって利用できなくなることが発表されました。これに伴い、自販機を設置する店舗では対応を迫られています。
例えば、福岡県大野城市の「児嶋たばこ店」では、現在もタスポの代わりに運転免許証を差し込むことで購入が可能ですが、免許証の取り忘れや、免許を返納した高齢者が購入できないといった課題があります。店主は今後、より幅広い層が利用できるよう、マイナンバーカードに対応したシステムへの自販機改造も検討しているといいます。
通信インフラの世代交代により、長年親しまれてきた古いシステムは姿を消し、新たな認証方式への移行が加速しています。
2026年3月9日
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